春の風が吹く

春風 SHUN PUをゲットしてきました。やっぱりアニメイトさんは早くていいですね。

春風 SHUN PU 初回限定盤 豊崎愛生



まず、実に素晴らしいジャケ写ですよね。最初見たとき、森の妖精さんがどうしてこんな所にいるのかと思ったら愛生ちゃんでした。まあでもちょっと予想外のジャケットではありますね。春風を聴いたときに、桜というワードがありましたし、桜っぽいピンクな感じのジャケットになっていると思っていました。ですが、緑を基調としたジャケット、CDデザインとなっています。植物的にも桜ではなくて、クローバー(だと思う)がデザインされています。このことが森の妖精さんを連想させたのです。緑ということですごく愛生ちゃんっぽくはあるのですが、あえてクローバーを選んだ理由は私には計り知れないです。クローバーというとどちらかというと初夏を感じますからね。春の訪れというより、去っていく春を歌った曲、そんな気が私にはします。


そんな1曲目、春風 SHUN PUです。毎度のことながら実に愛生ちゃんらしい癒される曲です。そんな愛生ちゃんの曲の中でも、かなり愛生ちゃんらしい優しい歌声です。数回ライブとかラジオで聴いた程度ですと、あんまり思うところもありませんでしたが、聴けば聴くほどいい曲だなぁと感じます。上にも書いたように、私には去りゆく春を歌っている気がします。もう桜も散り始める今日この頃です。優しい歌声ではあるんですが、何か切なさも感じさせます。


2曲目、KARA-KURI DOLL。この曲は、おからじにて歌詞が物語になってるんだよーと愛生ちゃんが言っていました。そんなことを頭の隅に置きつつも、なんとは無しに1度聴いてみたのですが、自然に歌詞が頭の中に入ってきて、思わず笑ってしまいました。いや、笑ってしまうのは可哀想なのですが、あんまりなBAD ENDでしたので、ちょっと予想を裏切られました。"人間なんて寒気がするよ" 衝撃的な歌詞でした。愛生ちゃんの優しい語り口で語られる絵本のように聴いていましたら、これですから、ビックリします。むしろ寓話みたいなものだったのだなぁと思いました。これは是非一度聴いてみて欲しいと思います。なかなかドラマチックです。




ゆったりとした曲調の2曲なのですが、正反対の2曲という感じが私はしています。ここには色々な思いが込められる気がします。その話を早く聴いてみたいです。そんなお話がきっと聴けるのは、今週のおかえりらじおです。