紫という色

相変わらず閃ブレード関連のアクセスが多いようなので、久しぶりに光り物の話題を。


この前のMusicRainbowもあり、私はオレンジ、ピンク、紫、緑の閃ブレードを持っているのですが、ここで問題になるのが紫の発色です。ピンクとの違いがあまり分からないのです。というよりむしろピンクに見えるのですよ。それもそのはず、紫の明度を上げればピンクっぽくなりますからね。そして、紫と言っても青紫と赤紫では全然色の印象が違うというのも問題です。そして、サイリュームの光だとあまり微妙な色の違いってのは分かりませんから、青紫は青、赤紫はピンクにみえてしまいます。紫の閃ブレードをつくろうとしますと、"パープル"か"バイオレット"のターンオンを選ぶことになりますが、パープルは赤紫、バイオレットはそれを少し暗くしたという印象です。私はパープルで作ったので、ほとんどピンクになってしまいました。


ここで難しいのは、紫のサイリュームがまずあまり存在しないということです。少し前にようやく大閃光バイオレットが発売されました。その前まではアメリグローのウルトラパープル、あとはルミカバイオレットくらいしか無かったのです。大閃光バイオレットは使ったことがないので分かりませんが、アメリグローのウルトラパープルはほとんど青のような色でした。そしてルミカバイオレットはルミカピンクとの差があまり分からないような色でした。
要するにサイリュームにおける"紫"という色が定着していないのです。というよりは"紫"という色をサイリュームで表現するのは難しいということになるのかも知れません。

上の画像は左がパープルのターンオン、右がパープルの筒を使った閃ブレードです。
同じ筒なのですが、明度の違いで左は紫、右はピンクに見えるのではないかと思います。結局はこういうことでして、紫の閃ブレードは難しいのです。紫の大閃光が無かったのもこういった理由からなのではないでしょうか。この2つを比べた限りですと、紫を使いたいならば閃ブレードにしないでそのままターンオンで使ったほうがいいと思います。何でも閃ブレードを使えばいいってことでは無いということですね。


最後に、サイリュームにおける紫は青系なのか赤系なのかという話なのですが、これはもう個人の感覚に任せるしか無いと思うのですが、私としては青系のがいいかなとは思います。青でウルトラってあんまり使いませんし、何よりピンクと被るってのはどうかなと思うのです。スフィアカラーは、はっきりと別の色に分かれていたほうがいいと思うので。